英語論
明日で年内の授業も終わり。ようやく、好きな本を読める時間がちょっと出てきました。
今はこの本を。
- 作者: ジェフ・ジャービス,小林弘人,関美和
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: 単行本
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基本的には、こういう楽観的な、技術の進歩を(ほぼ)無条件で受け入れるような本が好きなんですわ。
で、ふと唐突に思ったのですが、やっぱり日本って、良い国だなあ、と。
というのも、この(翻訳)本では、本文中で引用されている本で、日本語訳の出ているものにチェックがついている(出版社名が書かれてある)のですが、ほとんどすべてについているのです。まあ、ざっと9割ほど?
いうまでもなく、それだけ翻訳が出ている、ということですね。オレ、他の国はよく知らないですが、こんな国、そうないんじゃないでしょうか。
これ、無条件で良いこと、かと思いきや、もし欠点があるとすれば、「原文で読むことがなくなる」つまり「英語力が落ちる」ということ、ではないかと。
かくいうオレも、英語で本を読むこと、正直、ほとんどないです。まあ年にせいぜい2,3冊ぐらい。あとは、買うには買っても、ほとんどがペラ読み。目次見てへーと思って書棚へ、というパターン。
だって、重要な本はどうせ翻訳が出るし、逆に翻訳が出ないのは大して重要じゃないのかもな、という気にもなってくるし。翻訳を追っているだけで精一杯、というのもあります。
日本以外の国で勉強・研究すると、もしかしたら原書で読まなきゃならなくても、日本だと翻訳がある。ゆえに英語ができなくなる。
そりゃオレも英語できなくて当たり前だよな、と自分を慰めるのでありました。