ちょっと違うんじゃ……

今日は15時から20時まで会議2つ。へとへと。

そのうち一つは、来月行われる某試験の説明会でした。2時間半。

いや〜素晴らしい。いろいろな意味で。


つまり、「こういう時はこうしろ」「それでこうなったらこうしろ」というマニュアルが、凄まじく用意周到に作り上げられているんですね。水も漏らさぬ、一寸の隙もない、という感じ。いやすごい。感服します。いわゆる「優秀な人」なんでしょうね、これを作り上げたした人は。どっかのお役人でしょうかね、作ったの。
とくに○スニングのマニュアル。すごい。「オレの作ったマニュアルは完成度120%。これで何か問題が起こったら、それは末端の無能な試験監督どものせい。」という自信に満ちあふれています。と勝手に行間を読んで楽しんでいました。


まあしかし、残念ながら、いくら労力やカネ・時間をかけ、マニュアルをいくら完璧に作り上げたからといって、あるいは試験をいくら完璧にやり遂げたからといって、学生の学力、○スニング力の向上には、これっぽっちも役に立たないであろうのが、哀れというか、なんというか。

もし仮に、日本の若者の英語力を上げたいのなら、たんなる「チェックポイント」にすぎないこんな試験にカネを割くより、もっと他に使い道があるような気がしてなりませんがね……


なお、オレの呆れというか怒りの矛先は、このバカ丁寧なマニュアルをバカ正直に読み上げていった、うちの職員にも向いているわけですが。いやいや、オレらも、一応字は読めるんだけど。

というか、「無能な末端監督者のために、説明会では必ずマニュアルを読み上げること」というマニュアルも、あったりして。