コミュニケーション力

昨日は山登りに行ってきました。

いや〜少なくともここ数年では一番疲れた一日でした。


メンバーに一人、とある企業の若手営業マン(入社5年目)がいました。今回初参加。

バリバリの体育会系(高校野球の名門校出身)で、たしかにその片鱗は見えます。

でも、彼のコミュニケーション力、オレ的には抜群でした。なんというか、会話がものすごく自然。変に自分を大きく・強く見せるのでもなく、かといってウジウジとするでもなく。「オレは強いんだ」と「どうせオレはダメなんだ」という二つの要素、多くの人は、けっこうどっちかに偏っちゃうんですよね。ちなみにオレは間違いなく後者。一方、とくに男性は、前者が多い。で、そういう人(「オレは強いんだ」)との会話は、なんか疲れるんですよ。いや、1回2回ぐらいはお付き合いしますが、それ以上は勘弁です。オレも人の自慢話をいつまでも大人しく聞けるほどお人好しではないので。


で、若手営業マンに戻りますが、繰り返しですが本当に自然。同じ体育会系でもたんに元気がよくてノリがよけりゃいい、というのでは全くなし。会話も、自分の話だけするのではなく、かといって自分からは話さず聞く一方なのでもなく、そのバランスがが絶妙。あの歳で、というか男で、こういうタイプ、本当に珍しい、得難い、と思いますわ。


まあ残念ながら、この手の能力はもう完全に天賦の才。努力して劇的に「上達」するものではないかもしれません。でも、努力に全く意味がない、とも思いません。そういう意味では「学力」と同じかも。10を100にするのは無理でも、11、12までには、到達出来るかもしれません。オレも頑張ろう。まずは「コミュニケーション力アップ」の本を読んで……とかじゃだめですよね、やっぱり……