在野

昨日はこの本を。


Shanghai's Dancing World: Cabaret Culture and Urban Politics, 1919-1954

Shanghai's Dancing World: Cabaret Culture and Urban Politics, 1919-1954


といっても挿絵と参考文献を眺めただけですが。ガチで読んでたら1年はかかっちゃいます。


さて、この著者、在野の学者だそうで。

「外国史」って、在野の学者には、相当困難な分野だと思います。

まずもちろんお金の問題。なにはともあれ、程度の差はあるとしても、その国に行かねば話にならんでしょうし、行ってからも資料費とかかかるでしょうし。

さらに、中国の場合、大学の研究者(教員・院生問わず)じゃないと、図書館なんかはなかなか入れてくれなかったりもします。

これで「売れるルポルタージュ」でも書くならカネは何とかなりそうですが、「民国期中国のダンスホール」なんてテーマに萌える人種がそうそういるとは思えません。


まあこの著者はいろいろな大学で教えているらしいですが。あるいはもしかしたら、中国語の非常勤講師とかもやっているのかな。