仕切り

ご多分に漏れず、これ見てます。



よく言われる「学生の議論が活発」というのももちろんですが、それ以上に、やっぱ職業柄か、サンデル教授の「仕切り方」の絶妙さに惚れます。

この手の「討論型授業」って、仕切りが難しいんですよ。頓珍漢な意見や予想外の意見が出てきた時、「何を馬鹿なことを」と一蹴するでもなく慌てふためくのでもなく、うまく・瞬時にそれを消化し適切なコメントを返して次の意見に繋げていく、というのは、そう簡単に出来ることではありません。経験上。


簡単というなら、教員が一人でしゃべりまくるほうが簡単なんですよ。自分のペースで最後まで行けますしね。とくにアドリブに弱く、けっこう綿密に授業の準備をしておくオレみたいなタイプには。

でもやっぱり、こういう授業、憧れますよね。後期の1年生ゼミから取り入れようかな。