ホケツのキモチ

昨日からNFLのplayoffが始まり。Arizonaは相変わらずハチャメチャな試合をしてくれます。51−45って何じゃそのスコアは。


さて、QBというポジションは野球でいうとまあピッチャーと言えるんでしょうが、その価値からするとむしろキャッチャーといえるかもしれません。つまり、レギュラーは各チームに1人。残りは補欠。

2番手以下(ちなみにQBは各チーム3人までです)は、1番手がケガをしたり、あるいはチームが調子が悪くなって「調子が悪いのはQBのせいだ」「QBを交代させよう」となった時にしか、出番はありません。


こういう時って、2番手・3番手QBは、複雑でしょうね。さすがに「ケガしろ」と思ったら性格悪すぎですが、心からチームに勝って欲しいと願うかというと、微妙ではないでしょうか。


いや、オレも経験あるもんですからね。高校までハンドボールやってたのですが、そして技術的にはそれほど悪くはなかったと思うのですが、どうも監督(世界史の教師でした)とソリが合わず、途中から補欠に回されてました。

で、試合なんかでは、もちろん表面上は応援してましたけど、心の中では「負けねーかな」と思ったり、実際に負けると「ザマ見やがれ」と思ったりしたこと、あります、正直に言うと。


まあ高校の部活だったら補欠だからといって何も困りませんが、プロでは、プライドだって相当なものだろうし、なによりお金に関わってくるでしょうし。


サイドラインの補欠QBの顔が映されるたびに、そんなこと思うですよ。ちなみに見た感じ、いろんなタイプはいそうですね。自チームが得点すると正QBと一緒に本当に大喜びするタイプもいれば、シラーッとしているタイプもいるし。