キミの瞳に乾杯

今の中国語の教科書に乾杯のシーンが出てきます。

で、ふと気付いたのですが、日本と中国では、乾杯の方向性が逆なのでは、と。

日本では言うまでもなく、「合格を祝して、乾杯!」「栄転を祝して、乾杯!」「結婚を祝して(ry」みたいに、「もう起こってしまったこと」に対する乾杯が一般的ですよね。もちろん、「ますますの発展を祈念いたしまして」的なものもありますが、基本は「過去志向」なんじゃないですかね。

一方中国では、圧倒的に「未来志向」です。例えば中国の乾杯の一番の決まり文句といえば「祝你身体健康」「祝你一路平安」等でしょうが、どちらもこれからのことを「祈って」の乾杯です。


今度「未来志向の中国と過去志向の日本」とか新書でも書いてみようかな、とか妄想する年の暮れ。