言い訳です。

今日のエントリは完全に言い訳です。読み飛ばしてください。


昔から、「知らないことを知る」ほうが好きなんですね。だから最近読むのは経済とか社会学とか、その手の本ばっか。

いっぽう、自分の「専門」はというと、もうほんと、ご無沙汰です。

だって、今さら「知っている」こと読んでも、つまんないじゃないですか。そりゃ自分の専門分野でも新しい作家とかまだ読んでない作品とか、いくらでもあるんでしょうが、まあだいたい分かってきちゃったんですよね。「この時代のこの人ならこんなこと書いているんだろう」とかね。

それ以上に、「中国文学研究」自体、もうだいたい見えて来ちゃっているんですよ。そりゃ先人たちは偉かったんでしょうが、そのおかげで、オレ(たち)にはもう何も残ってません。あとは細かい枝葉末節をこちゃこちゃといじくるのみ。

つまりは、専門分野のものを読んだとしても、それがオレに与えるインパクトって、もう限りなくゼロに近くなっているんです。完全に、仕事として、読んでます。

そこいくと、他分野って、少なくともオレにとっては、完全に未知の世界です。へーこうなんだ!という驚きが、まだまだ健在。とくに経済の本って、オレのような「人文系脳」にとっては、本当に別世界です。未知の大陸を分け進むようなドキドキ感がある。


……はい、オレが全然研究しない言い訳です。分かってるんです。