中間管理職の悲哀

あんなに長かったGWが、今日で終わりだなんて…


さて、最近、お仕事柄、うちの大学の幹部の人(副学長とか理事とか、そのあたりの人)と話す機会が多いのですが、まあ「中間管理職」というのは大変だなあ、と。

彼らは、文科省から、ああしろこうしろと常に圧力を受けている。ま、要は「変えろ。」ということなんです。とにかく変えなきゃダメ。「いや、うちはすっかり今のままの体制でいきます」というのは、ほとんどあり得ない。変えなければ、「あっそうですか。じゃあどうぞご勝手に」と突き放され、かといって本当に勝手にしていいわけではなく、予算で報復を受ける。変えなきゃ仕方がないわけです。

しかし、それを学内に持ち込むと、今度は教員から総すかんを食らう。学内への「変えろ。」の指示はその副学長やら理事やらの名前で出すわけですが、そうすると教員から「なんだあの副学長は。わけのわからんこと言いやがって」という攻撃を受ける。うちなんかでも完全に悪者です。


いや気の毒ですよほんと。まあ文科省も、財務省あたりとの関係では、同じような悲哀を味わっているんでしょうけど。