褒められ慣れ

人には、「直接褒められると嬉しい」派と、「人づてに褒められる(誰々さんが褒めてたよ、と言われる)と嬉しい」派の、二種類いると思います。

僕は、圧倒的に後者です。

直接褒められるって、なんかこう、胡散臭さを感じてしまうんですよね。どうせお世辞だろ、みたいな。

疑り深いんでしょう、たぶん。


昨日、ラジオの収録に行ってきました。

以前一度やったことがある、地元のラジオ局がうちの大学の先生を変わりばんこに呼んで、研究の内容を分かりやすく話してもらう、というやつ。


2回目だったのでもう感動も情熱もなく、適当にほいほいと終わらせたのですが、パーソナリティやディレクターの人達が、オレをべた褒め。

「いやー声が素晴らしい。何よりも内容がとっても面白い。分かりやすい。収録もとっても順調に終わった。普通の人なら7時は覚悟しているのに6時にはもう終わった。これも全部Desean先生のおかげです。いや本当にスゴイ。ぜひまた来てください。」


……


こういうふうにいわれて、嬉しい人って、いるのかな、いるんだろうな、やっぱり。

残念ながらオレはそういう人種ではありません。