お詫び

例の離婚報道にはなんの関心もないのですが、ああ、やっぱりな、と思うことが一つ。

(元)妻のコメント見たら、「皆様、お騒がせして本当にごめんなさい」「各方面にご迷惑をおかけしてしまったことを本当に心からお詫びいたします」ですと。そういえば、旦那の方も、会見で必死で謝っていましたっけ。

これ、さっぱりわからんのですが、オレら、謝られる筋合いなんて、全くないですよね。「せっかくご祝儀払ったのに」とか「せっかく仲を取り持ったのに」とか、そういう「謝られる筋合いのある人」には個人的になんぼでも謝ればいいのであって、こうやって不特定多数に謝ることになんの意味があるんでしょう。

言うまでもなくこれはこの(元)夫婦に限ったことではなく、日本では「とりあえず謝っておこう」「謝ればいいんだ」という意識が強すぎじゃないですかね。でそこからマスコミの「とりあえず謝らせよう」「謝罪の言葉はないのか」という意識が生まれた、のかどっちが先かは分かりませんが。まあしかし、離婚なんていう徹頭徹尾個人的な事柄に関して「みんな」に謝るようなこのメンタリティは、別にどうでもいいんですが何となく不愉快になるのは今が鬱の季節だからでしょうか。