卒業式

昨日は卒業式。

うちのゼミ生(1人)は「お世話になりましたー」と来て写真撮ったりしたと思ったら「じゃあ友達が待ってますんでー」とものの3分ほどで行っちゃいました。くそーあんなに世話を焼いたのに、薄情なやつめ。

とかいって、まあそんなもんでいいんです。学生時代でこそ、接する大人は親以外では教員がほとんどであり、ゆえに「先生は偉い」的な幻想も抱きがち/抱かれがちですが、まあ教員なんて、べつにそこらの人となんら変わらない、ごくふつうのおじさんおばさんです。世間的な常識にはまるで疎いけど、ピンポイントの知識は異様なほど持っている、という点ではかなり変わった存在ではありますが、べつに偉くも何ともありません。

だから「教員を乗り越える」なんて大げさなもんでもなく、本当に単なる通過点でかまいません。ああ、DeSean とかいう、なんかわけのわからん理屈捏ねてた、そんな人もいたな、ぐらいに、たま〜に思い出してもらう、ぐらいで十分。というか思い出してもらわなくてもかまわないっす。アドバイスなんて偉そうなもんもありません。あるとすれば一言。

「君に告げよう 迷わずに行くことを 君の心の決めたままに」

ちなみに先日のカラオケでコレ歌ったら、若者たちにはドッチラケでした……