思うことと書くこと

……と書いてきて、「書くこと」は、はたして「考えたこと」に入るのか、「行為」に入るのか、ちょっと微妙だなあ、と思いました。

たとえば(最近ちょっと話題になった)「人を殺す自由」ということですが、誰かを殺そうと「考えること」は、当然自由です(よね?)。というかエスパーでもない限り、誰が何を考えているか、など、分かるはずありませんし。

いっぽう、誰かを殺してしまうこと、は、自由かどうかはともかく、これも当然アウトです。

しかしこの中間(なのか?)、「誰々を殺そう」と何かに書くことは、果たして自由なのか、どうか。

いうまでもなく、最近の風潮だと、ブログ(に書く人はあまり聞いたことないですが)や掲示板に書いたら、どうやらアウトっぽいです。

しかし、日記やチラシの裏や、そんなのに書くのは、どうなのか。

あるいは、あからさまな差別をブログに書くことは、それだけで、差別を行ったことと同じ、と見なされるのか。

あるいはあるいは、差別的な描写のある小説を書いたら、その作者は「差別主義者」になってしまうのか。

等々。

一番最後のとかは、実際ポスコロなんかではやられていますしね。


……やっぱ、疑われるようなことは、一切書かない方がいい、ということですか。