上海小ネタ

上海と北京のタクシー比較について、必ずいわれるのが、「北京のタクシー運ちゃんはよくしゃべるけど、上海の運ちゃんはあまりしゃべらない」。コレはたぶんほんと。北京では、僕の体感では、そうですねえ6割ぐらいの確率であれこれ話しかけられますが、上海では1割。今回、たぶん10回ぐらいタクシーに乗りましたが、話しかけられたのは期せずしてまさに1回だけでした。

基本的に見知らぬ人と話すのが得意でない僕は、話しかけられるのがけっこう苦痛です。完全に無視したり気のない返事をするほど神経が図太くなく、かといって気の利いた返答ができるほど頭も回らず、しかも相手は中国語。必死に聞き取ろうとし、なんか返そうとし……とかやっていくと、降りる頃にはくたくたになっている、とこういうわけ。

なので北京ではできるだけバスを使います。

ちなみに、今回話しかけられた1回は、なんだか下品なオヤジで、「こっちに愛人はいるか」だの(いるわけねーよ)、「なんか旨い儲け話はないか」だの(あるわけねーよ)、まあしかしその程度の話だったので、あんまり頭も気も使わずにすみました。