オールスター
どうも今回の世界杯、あんまし面白く見れないのは何でだろう。
前回までは、「世界最高峰の戦い」みたいなうたい文句も肯ける、と思ってみていたような気がするのですが、今回は、なんだかツメの甘さが目立ちます。
たぶん、スカパーのおかげで今までよりも欧州サッカーに触れる機会が増えたからでしょうか。そもそも、欧州サッカーはチャンピオンズリーグや各国リーグ戦の比重がますます高くなっています。まあ、真夏に、しかも1年におよぶ各国リーグ戦が終わった状態で、しかもほとんどが寄せ集めチームで、最高のコンディションを求めるのがそもそも酷ってことだったんでしょうね。
なので、今回は、なんとなく「オールスター戦」を見ているような気分です。
もちろん、とくに欧州の選手たちのモチベーションは、すごいなあと思います。日本とは、背負っているものが違うんでしょう。
反「愛国心」主義者としては複雑な気分ではありますが、やはり美しい。でも日本はこんなもんでいいと思いますよ。「国を背負って戦う」みたいな言説がこれ以上増えたらそれだけでうんざりですので。