ヘタレ
どうも春先は愚痴っぽくなります……
ブログでのマナーがいろいろ言われています。よく知りもしないで、適当な知識を元に、偉そうに誰かを批判したりするようなブログ主が目に余る、というので。
いや、まったくその通り。
ではあるのですが……
どーせおっさんの繰り言なので適当に読み流してください。
僕にも身に覚えがありますが、「ブログで偉そうに誰か・何かを批判する」のって、すっげー気分がいいんですよね。で、しかも、そんなんで気分が良くなる人間は、「ヘタレ保守」なんて言われるまでもなく、ヘタレ中のヘタレ、キング・オブ・ヘタレです。つまり……
どーせオレなんて、社会でも職場でも、いたっていなくたってどっちでもいい人間さ。朝起きて職場に行ってちょこっと授業やって部屋でブラブラして夕方になったら家帰って飯食ってテレビ見て寝る。オレが職場にいなくたって、下手すりゃ職場で死んでたって、だーれも気づかねえかもな。授業だって、オレじゃなくたってだれだってできるもん。代わりなんていっくらでもいるし。あーあ、オレの存在意義って、なんなんだろ……
(あれ、途中から、主語がおいら自身になってる……)
これがmixiだと「そんなことないよ、私が見ているよ!」とかレスが返ってくるんでしょうが(と、モノの本で読みました)、そういうのにもどーも溶け込めないヘタレは、家でモンモンとするしかないのです。
そんなヘタレに打ってつけの気晴らしが、「ブログでの言いたい放題」です。中国なんてやっつけちまえ。ついでに「反日ブログ」書くやつも同じように血祭りだ。がっはっは。あーあ気分いい……
もちろん、こんなのが健全な気晴らしであるはずはまったくありません。「そんなヘタレの気晴らしに理などない、付き合う義理はない」といわれれば、100%押し黙るしかありません。
ありませんが、う〜ん、なんというか……
人を貶めることで、憂さを晴らすような、そういうヘタレ・弱者は、決して少数派ではない、というのは、確かだと思います。
で、そういうヘタレをどうするのか、矯正するのか放っておくのか、あるいは若者がそういうヘタレにならないように、子供のうちから「強い人間」に育てるべきなのか……
このあたりは、まだ議論も始まっていない問題です。