安物買いの……

 スカパーでKBSも始まり、今現在、7、8本ぐらいの韓国ドラマを並行して見ていっています。2倍速、へたすると4倍速(になるともちろん音声は出ません、字幕を追うのみ)で。じゃないと、1時間ドラマ1日8本見ていたら、8時間、1日の3分の1がこれで終わってしまいます。2倍速なら、まだなんとか。

 しかし、来週から2週間、留守にします。となると、予約録画して行かなくては。帰ってきてからが思いやられる……2週間分をまとめて見るなんて……

 しかも、録画予約のセッティングが、超面倒。

 しかもしかも、普通のメーカーのDVDレコーダーなら、スカパーチューナーと連動していて、チューナーをセットすると自動的にDVDレコもセッティングされるのですが、うちのDVDレコはなんだかよく分からないメーカーの安売り品だったので、そんな機能は付いていません。つまり、2週間分、チューナーと、DVDを、1日にドラマ8本分、セッティングしていかなくてはなりません……気の遠くなる作業じゃ……

 今日から少しずつ、入力していこう。しかし、なんだか娯楽じゃなくて、義務ですなこりゃ……


 ちなみに、一番のお気に入りは、「黄金のリンゴ」。松浦亜弥にちょい似のヒロインが、超可愛い!と思ったら、もしかしたらこのあと、俳優変わっちゃうの?パク・ソルミに?おいら、あの人、ちょっと苦手なんっすよね。


【追記】
ところで、韓国ドラマの決定版サイトって、ないもんですかね。なんかどれもこう、完璧じゃなくて。韓国映画だったら、「輝国山人」さんの、素晴らしいというか凄まじいサイトがあるので安心なんですが。


【追記2】
相変わらず例の映画の例のパンフ問題は盛り上がっていますね。
この「論争」が面白いのは、映画自体ではなく、映画のパンフをめぐって、ああだこうだ言われていることです。

まあそれはいいとして、僕はパンフの書かれ方についてはまったく問題ないと思っているのですが、引っかかるのは、パンフ主の、「この映画はこう見るべきだ」(というよりも「こういう考えをする人にこの映画を見て欲しくない」のほうが近いかな)という論点、この一点です。

「この小説はこう読むべきだ」などということが大マジメに言われ、その「公式見解」にそぐわない読み方をすると牢屋に入れられたりされてきた国の文学を研究している者にとっては、この手の物言いが一番カチーンときます。

文学や映画は多様な読みが存在する。「たった一つの正しい読み」などない。これは言うまでもなく、文学研究・映画研究の基本です。まあだから、僕のようないい加減な人間にもやれるんでしょう、文学研究は。


【追記3】
しかし、一見耳障りのいい「多様な意見許容」派にも、一つ致命的な欠陥があって、それは「多様な意見など許さん、真理は一つじゃ!!」という「その他の意見封じ込め」派も、「多様な意見」として許容しなくてはならなくなる、という点です。まあこれはリベラルの陥る罠、「リベラルを潰そうという意見」を持つ自由も認めねばならない、というのと同根。