最近、おねしょの夢をよく見るのですが、これって、なんの前触れでしょう。

 今朝も起きがけに見て、慌ててパジャマに手を突っ込み、夢だったと分かって、ホッと胸をなで下ろしたものでした。

 子供の頃は、普通におねしょは卒業したと思うのですが、この歳になって再び悩まされるとは。う〜む。


 3月に、大学間提携のお仕事で、河南省に行くことになりました。

 先日お会いした先生もとてもいい人で(ここ参照)、今から楽しみにしております。

 しかし、ふと見てみると、今河南って、結構大変なことになっているんですね。

http://news.sina.com.cn/c/2006-02-16/10389118175.shtml

 つまり、中国南方の深センで、「河南人の犯罪グループを撲滅しよう」という横断幕を警察が街に掲げたのが問題になっているのです。まあそりゃ、普通は怒りますよね、河南人なら。

 しかも、先日の先生の話を聞いても、河南は、北宋時代の都があったところで、それを大変誇りに思っている。その後、宋は金に追われて江南の杭州に都を移しますが、その時当時の貴族たちが大挙して移ってきたため、杭州のことばは今でも、北方の風味があるとか。
 まあだから、その怒りも、「こんな横断幕を、南のヤツラが掲げたこと」と同時に、「一部の犯罪集団が、われら河南人の名誉を汚したこと」へも向いているんでしょう、たぶん。


 中国の地域アイデンティティというと、チベットとかウイグルとかが真っ先に思い浮かびますが、漢族同士のも見逃すことはできません。そりゃ、あの国土にあの人口、普通なら、河南と深センなんて、ほとんど外国です。というか、北京と広州だって、ほとんど外国ですしね。

 河南に行ったら、この件に関しても、ちょっと聞いて、……みることはできないよなあ、やっぱり。