物忘れ

 今年になって、明らかに自分の老化を思い知らされたこと、それは「学生の名前を覚えない」です。
 今までなら、授業が始まって1ヶ月もたてば、6〜7割ぐらいの学生の顔と名前が一致したものです。
(ちなみに不思議なことに、一定の割合を覚えると、そこからは増えない、つまり、なぜかどうしても、いつまでたっても顔と名前が一致しない学生っているんですよね。別に態度が悪いとか出来が悪いとかじゃなく、むしろそういったことのない、いわゆる「平凡」な学生が、覚えられないのかも。これはもちろん、学生さんの責任ではありません)

 しかし今年は、この時期になっても、覚えたのは、そうですねえ2割ぐらい、廊下とかでバッタリ会っても「あ、どうも、えーっと……」となることが多数です。

 今のところ、僕の場合にいえるのは、珍しい名字や名前の学生は、覚える、ということです。でも、それでいくと、僕が僕の学生だったら、多分最後まで覚えてもらえなかったことでしょう。とほほ。