専門家

今さらですが、専門家の地位、揺らいでますよね。

このあまりに多様化かつオタク化した世の中では、もはや専門家を名乗れるのは狭〜い分野のみ。日本近代文学の専門家なんでとてもじゃないが名乗れない。せいぜい「前期谷崎の専門家」とか、そのぐらい。

でもいっぽう、専門家としての自負というかプライドというか、それは以前と変わらないんでしょうね。ips細胞の専門家だろうが前期谷崎の専門家だろうが、専門家は専門家。なので、一家言あるべきだし、そういうポジションにいると思い込む。で、専門外で余計なことしゃべって、炎上する。

かくいう私も、こことか、ツイッターで、偉そうにペチャクチャしゃべってます。まあいいんです失うものもないし。