来る者は拒まず

4月から、アドミッションセンターというところのお役目に就くことになりました。
雑にまとめれば、入試をいろいろ考える部門。

で、こういうお役目を引き受けてからいうのもなんですが、私、入試をどうするとか、あんまり興味がないんですよね。

入試をあれこれいじることの意味が、どうも感じられなくて。

正直、入試をこう変えたら入ってくる学生の質が劇的に良くなった、なんてことはまずないわけです。

多少はあるのかもしれませんが、まあ誤差程度だと思います。

そして一方、万が一「入試によって学生の質が落ちた」として、それが?とも思うのです。

できない学生に教えるのが教員ってもんじゃないか?と。弘法筆を選ばずじゃないけど、「オレが教える学生はこうじゃないと」というの、なんか違うんじゃないかと思うです。

そりゃ「日本語を理解できないレベル」とかだったらさすがにあれですが、幸い、まあそういうことはありません。


入試にあれこれ手間や時間をかけるくらいなら、授業準備にかけたい。そっちのほうがよっぽど生産的。


……ますます、このお役目には向きませんね。なんで私に頼んできたんだろう。