初心者向け

今期の１，２年生向けのゼミでは、この辺の本を使いました。

知のスクランブル: 文理的思考の挑戦 (ちくま新書 1239)

多様化する社会と多元化する知: 「当たり前」を疑うことで見える世界

こうやっていろんな分野の人が集まって自分の研究をわかりやすく解説した本、最近よく出ていますよね。
で、こういうの、特に低学年向けのゼミにはぴったりです。私のいるところ、全員が中国についてやりたい、というわけじゃない。むしろ「なにをやってもいい」というのが私の方針です。いろんな学生がいるほうが面白い。

ただそうなると、ゼミで何をやるかが、難しいんですよね。中国語の原文講読というわけにはいかない。中国語をやってない学生もいるし。

という時に、こういうテキストは本当に役に立ちます。上記の２冊も、たいへん面白かったです。来期もまた、別な本を探してみます。