お説教

台湾ではずっとテレビを見ていたのですが、海外のテレビを見ていると、日本のテレビがいかに説教臭いかというのがよくわかりますね。

とくにNHKなんかそうですが、あれ、啓蒙なんですよね。「こう生きろ」という上から目線の押し付けが凄く感じられます。

道理で見てると腹が立つわけです。


もちろん、それは悪いことばかりではないでしょう。単に情報を提示するだけじゃなく、その奥に潜む価値観を探り当てて、視聴者の便に供する、という点では、台湾のテレビなど比べ物にならないような高尚さではあるんです。

ただねえ、その高尚なメッセージの裏が読み取れると、なんともアホ臭く見えてしまうんですよね。どうせみんなで助け合って暮らせ、絆を大事にしろ、だろ。もういいよこういうのは。みたいに。

というわけで、昔やってた(でもなんかやめちゃった)みたいに、またCNNとか鳳凰とか、海外のチャンネルを見るようにしようかなと思い始めています。