歳の差

いつの間にか新学期も始まり。授業は来週からですが。

オリエンテーションなんかで新入生に接すると、何とも幼いんですね。
とても子供っぽく見える。以前はそれほど感じなかったのに、最近は特に感じる。

「最近の若者は自立してなくて云々」、というわけじゃなく、単にオレが年取っただけでしょう。

教え始めたのが27歳、ここに赴任したのが31歳。その時にはまだ、辛うじて「お兄さん」でもいけました。

それが今では。お兄さんなんて冗談でもいえません。ふつうに親世代です。

兄が弟妹を見る目と、親が息子娘を見る目は、違って当然です。


でも優しくなったり丸くなったり、という気配は、ないんですよね。相変わらず、きちんとしてない学生には腹が立つ。下手すりゃむしろ、以前より腹が立つようになったかもしれない。これも、単にオレに心の余裕がなくなってきた、ということなんでしょう。団塊世代がキレやすくなるのも、わかる気がする。


でもそのうち学生が孫の世代になってきたら、さすがに優しくなれるんでしょうか。というか優しくなりたいものです。