どんな本を読むべきか
最近の学生は本を読まない、とよく言われます。
まあ、そうだとは思います。
ただ、じゃあどんな本を読ませるべきか、となると、なかなか難しくないですかね。
学生が「本を読んだ」という場合、大抵は、いわゆる自己啓発本です。
「人生で大切な7つのこと」とか、「仕事ができる人の20の特徴」とか、そんなの。
これらの本、もちろん我々の業界においては、嘲笑の対象でしかありません。
ただねえ、じゃあ自分の専門の本をいきなり読ませられるかというと、ねえ。
無理なものは無理、だと思うのですよ。
ならまあ自己啓発本でも読まないよりはマシなのか、そんなもの読むよりは、なのか。
私自身は、自己啓発本、嫌いじゃないんですよ。なので、読まないよりは派ではあります。