アシスト

オレみたいに中途半端なレベルの外国語をしゃべる人間にとって、「アシスト」してくれるタイプの人は、会話をしていて大変ありがたい。

アシストとは、こういう感じ。


オレ:「あの人が今日、ええと、学生を迎えに、ええと…」
相手:「迎えに、来させる?」
オレ:「そうそう、来させる、来させる」


みたいなの。こうなると助かるし、また「そうか、こういう時は「来させる」って言えばいいのか」と勉強にもなるし。

しかしそういう人ばかりではなく。昨日も、会食の時、隣の人と、オレが以前北海道に住んでいた、という話題になって、


オレ:「北海道といえば、中国の映画で中国人にも人気になりましたよね」
相手:「そうそう、『非诚勿扰』、知っているんですね。見ました?」
オレ:「ええ、見ました。この映画、日本でも、日本でも…」


「公開されました」が出てこない。あとで調べたら「上映」だったのですが、それが出てこなかった。で、ええと、ええと、と考えていたら、相手は興味をなくしたか、あるいは「こいつの中国語はダメだ」と思ったか、そっぽ向いてしまいました。


こういう時、気を利かせて「「公開する」?」と言ってくれればいいものを、というのは逆恨みなのですが。

でも中国人でもこういう風なコミュニケーションを取ってくれる方はいて、それが大変助かる。で、自分も例えば留学生と話す時はそうしようと心がけてはいます。