人生は重い荷物を背負って。

土日は山登り&キャンプへ。

山登りの方は、年々衰えてきているのが自分でも分かります。今回も最後方を独走。


でも苦しみながら山に登っていると、いろいろ考えます。

いろいろというか、「山に登った。で?」という。

普通は「登っている時は苦しくても、頂上からの眺めが疲れを吹き飛ばしてくれる」とかなんでしょうが、最近はあんまり、それもないんですよね。単に苦しい。


それでいうと、「で?」というのは無敵ですね。「部長になった。で?」「論文10本書いた。で?」みたく。


となると、古くからの比喩である、「人生は重い荷物を背負って坂道を云々」というのは、まさに核心を突いていますよね。結局何をどう頑張ろうが、「で?」で終了。たぶん、ほとんどの人生には「頂上からの眺め」というご褒美すらないんでしょうね。


ま、今のところは、下りてきてから飲むビールが、ご褒美になっています。人間の幸せなんて、そんなもんなんでしょうね。