行かない理由

今日は民間(アカデミズムではない、という意味)の異文化理解関係のイベント。

外国人のゲストの話をまとめると、「日本は住みやすい、でも閉鎖的、そして若者が留学したがらない」というところでしょうか。

これはオレの実感とも近くて、日本の若者にとっては「なんでわざわざ住みやすい日本を離れて不便な外国に行かなきゃならんのよ」というところでしょう。もちろん海外好きは一定程度いるしそういう人たちは好きに行けばいいのですが、今の日本に不満がなければ行く必要もなし。「このままでは外国との競争に…」とかいう大人たちの心配なんて知ったこっちゃありません。

そして知ってか知らずかそういう「住みやすい社会」を作ってきたのは日本の大人たちなわけですから、彼らが「最近の若者は海外に行きたがらない」と心配するなんてのはただのマッチポンプです。


などということを考えておりました。実はオレ自身、年々中国に行くことの心理的・体力的障害が大きくなっています。カネ払ってしんどい思いするくらいなら、日本で本買って読んだほうがマシ、という。まずいですね。