まずはデータ
最近はこのあたりの本を。
- 作者: ケント・グリーンフィールド,高橋洋
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2012/12/13
- メディア: 単行本
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- 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/11/12
- メディア: 単行本
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こういう本を読んでいて思うのは、このあたりの分野は、といっていいのか、アメリカは、といっていいのか、すべてデータ・実験なんですね。そしてまた、こんな実験、誰が考えたんだろう、というように、ありとあらゆる実験が行われているんだなあ、ということ。
いやいや日本だってこのあたりの分野では実験は当たり前だぜ、ということかもしれない、というかそうなんでしょうが、でも、日本で同類の本を読むと、データよりはむしろ経験談とか、そういうのがより多く使われている気がします。
データで思い出すのは、アメスポ。このあたりもよく言われますが、アメスポというのはものすごくデータ好き。野球にしろバスケにしろアメフトにしろ、ありとあらゆることのデータを取ります。「3Qで3点差以内で負けている時の勝率は0.353」とか「○○大卒の選手がTDを連続で何週挙げ続けた」とか。
アメリカは、「みんなに共通する土壌」がないので、データしか信用しない、とかなんとか理屈はつけられそうですが、個人的には、アメリカのこの感覚は、嫌いではないです。