バイクの怪

ベトナム名物といえば、バイクです。

それはもう凄まじい量。道路を渡る時、信号がなければ、大量のバイクがびゅんびゅん通り抜ける中を、間隙を縫って渡らねばなりません。

そういうのは中国で慣れているはずでしたが、中国だと車か自転車、なんですよ。自転車はスピードが遅いし、車は速いけど大きいので、目標として定めやすいんですよね。
一方のバイクは、目標として小さい上に、スピードが速い。
しかも、中国では、同じように道路を渡る歩行者が多く、彼らを盾にして渡る、という技が使えます。でも、ホーチミンって、歩行者が少ないんですよ。みんなバイクなのか。なので、完全無防備。

難易度では、中国の数倍難しかったです。


さて、アジアでは、バイクが多いとこと少ないとこに分かれますよね。
例えば台湾もバイク天国。台湾の留学生にはよく、「なんで日本の大学生はバイクじゃなく自転車に乗るの?」と聞かれます。

たしかに日本では、バイク、そんなに普及してませんよね。もちろん珍しいというほどではないけど。


まあ、普通に考えれば、暑いから、なんでしょうか。でも他に理由はあるのかな。