ミもフタもない

今年のNo.1はこれでしょうか。


中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史

中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史


まあなんというか、あ〜あ言っちゃった、的な本です。


(今現在の)中国というのは、マジメな人にとっては頭痛の種というか怒りの種というか、「なんであの国がうまく行くの??」と不思議でしょうがないんじゃないかと思います。「共産党一党独裁ガー」とか「言論の自由ガー」とか「民度ガー」とか、もう何を言っても仕方ないというか、諦めるべき時なんでしょう。


そういう「マジメな」人たちへの引導の書、だと思います。いや、先日、学内研究会で、西洋思想とかやっている方々が「市民社会」とか「合議」とか「承認」とか議論しているのを聞いて、思わずこの本をオススメしたくなりました。熱出すかもしれませんが。