バラバラ死体

自宅の書斎(っぽい部屋)はすでに掃除を放棄して1年余り。積み重なった本やコピーやCDやDVDやビデオテープで足の踏み場もありません。

しかし最近、さすがにちょっとこれでは、ということで、少〜しずつ、片づけをしております。主な仕事は、昔撮って、かつ今後見ることはないだろうというビデオテープを捨てること。映画とかアメフトとか。あ、NHKで最初に放送したのを録画した冬ソナも出てきた。ちょっと惜しいけど、まあいいや。もうDVDにダビングするのも面倒で。ま、どうせ死ぬまで見ることはないだろうし。

すると……

積み重なった荷物の下の方から、おそらくゴキブリのものと思われる足が、ちょこちょこと出てくるんですよね。

まあそりゃ、こんだけ暑苦しく湿気たっぷりな部屋にはゴキブリぐらいいるでしょうが、生きているのは見ないんですよね。全部死体。しかも足だけ。

誰が処理してくれているのかというと、小人さんではなくて、ピョンピョン飛び回っている、ちっちゃなクモでしょう。僕が住んでいる地域には、指の先ほどの大きさのこのピョンピョングモが、とっても多いんですよね。最初はひねり潰していましたが、まてよ、クモはゴキブリとかを食ってくれるかもな、ということで、そのままにしています。エサをやるというほどではないにしろ、踏みそうになったらよけたりして。

本体を見ずにすんでいるのも、彼らクモ君たちが、せっせと食べてくれているおかげでしょうか。

それにしても、足はやっぱり不味いんですかねえ。まあ全体的に不味そうだけど。