餅は餅屋

西安2日目。今日は元宵節ということで、爆竹の音がうるさくて眠れません。


今回のスタディツアーの相棒は中国人の方なのですが、ここだけの話、この方、準備はほとんどオレまかせでした。ほとんどなにもしない。まあいいけどね、と基本的に全部やっていました。

しかし昨日、北京空港での乗り継ぎのとき。

一人の学生のチケットが発券されていなかった、と思われるのです。でもカウンターの小姐は「発券した」の一点張り。こっちが「いや発券されていない」とごねると「じゃあ上の責任者のところへ行け」といいます。

やれやれ、初日から面倒なことになったわい、とゲンナリしていると、相棒がやってきて小姐と5分ほど怒鳴りあい。そのあげく、みごと発券してもらえましたとさ。


相棒曰く、「中国での交渉で「どこどこへ行け」というのは責任を放棄するということだから、必ずその場でカタをつけなければだめですよ」とのこと。

どうりで、オレが留学した時、ある書類を発行してもらうのに、


留学生課に行く

Aという建物の5階に行けと言われる

同じ建物の3階へ行けと言われる

Bという建物の3階に行けと言われる

留学生課へ行けと言われる


と、見事に丸一日たらいまわしにされたあげく振り出しに戻ったわけです。結局その書類は帰国まで発行してもらえませんでした。


餅は餅屋、中国での交渉は中国人、ということですね。