すべてはメシのために

今回のスタディツアーでは何人かの中国人の方と一緒にお仕事したのですが、彼らのメシに対する思い、改めて思い知らされました。

すべてはメシのため。メシが基準。


たとえば、「この日はどういう企画にしましょうか」と話しあうと、「兵馬俑の近くには食べるところがないので、兵馬俑は早めに切り上げて12時までには街に戻ってこなければなりません」みたいに話を進めるわけです。「学生のお昼ご飯は大学構内の食堂で食べさせることになるが、それには食券が必要でそれはどこで売っていて50元買うと55元分ついているから学生何人かで一枚買わせて」とかそういうことを延々と話しあうのです。いや、メシなんて適当にスーパーでパンでも買えばいいんじゃないですかね、とは言い出しにくい雰囲気。


……とはいうものの、オレ自身も、この感覚はそんなに嫌いじゃないんですけどね。やっぱ基本は食うことでしょ。