人の振り見て

こちらを読んで。

中国がアフリカに輸出する商品は既に国内で競争力を失った粗悪品が主だそうで、こうした中小弱小企業にとって、世界中で最後に残された市場がアフリカなのだという。中国では日本企業が中国に輸出する日本製は型落ちのB品という「神話」が広範囲で信じられているのだが、なんてこたない、ここでも自分たちがしていることは相手もしているはずだとういう法則が発動されていただけか。

とまあ相変わらず辛辣な評ですが、しかしこれ、まさにドンピシャな事例があって思わず笑ってしまいました。


以前、ある在日中国人と、「日本人学生の中国ツアー」みたいなのを企画したことがありました(とやんわりと)。その過程で、その中国の方が、やたらめったらいろんな心配をする。

「ホテル、もしみんなの部屋が下の方の階だったら「せっかくお金を払ったのに」文句を言われないだろうか」とか「下手にお土産屋とかに連れて行ったら「あなたたち、そこからマージンもらっているでしょ」と怪しまれないか」とか「向こうの(短期間受け入れてくれる)学校に払う「登録費」、これ、私たちがネコババしているんじゃないよ、と説明した方がいいだろうか」とかなんとか。


オレからすると、心配するポイントがズレている気がしてならなかったのですが、これはまさにこういうこのだったんでしょうね。

いやもちろん、その中国の方が普段からネコババしている、というわけではないのですが。