寝るなら家で

初の沖縄(というか南の島系)から帰ってきました。まあお仕事といえばお仕事で。


さて、結論から言うと、どうも居心地が悪く感じられました。

これはあくまでも「沖縄が悪い」わけではなく、オレの個人的な問題ですが(んなこと当たり前ですが)。


なんというかですねえ、オレにとって、旅行(しつこいですが今回はかなりの程度お仕事でしたが)とは、刺激を受けに行くものなのですね。

ふだんの生活は、そのほとんどはルーティーンなわけです。朝起きてメシ食って学校に行ってメールしてネット見てメシ食ってちょこっと本読んでちょこっと会議に出てネット見て家に帰ってメシ食ってテレビ見て寝る。この繰り返し。しかもこのループからは、基本的には逃れられません。というか逃れる気も、実はありません。
というのも、ルーティンをこなすのって、楽チンなんですよ。決められたベルトコンベアに乗っかっていけばいいわけですからね。幸いオレの仕事って、急なトラブルに見舞われることって、そうそうありません。たいていは想定の範囲内です。

そんな日常から、ほんのちょっとだけ・ささやかに、非日常を体験する、あるいは体験した気になるのが、まあオレにとっての旅行なのかな、と。かといって、別に大冒険をするわけではないですが、ふだんの生活では味わえないようなトラブルや諍いに巻き込まれるのが、かえって心地よかったりするわけです。
もちろん、これは、オレに「安全地帯」が存在するからであって、つまりは安全な檻の中からほんのちょっと顔を出して外の世界を見るようなもの、ではあるんでしょう。まあそれでいいです。


しかし沖縄的・南の島的バカンスって、そのほんのわずかな刺激がない。だって、のんびりするというなら、自分の家の方が何倍ものんびりできます。パンツ一丁で寝っ転がってビール飲みながらテレビ見れますしね。南の島ではビールは飲めるでしょうが、パンツ一丁にはなれんでしょう。


とかまあぐだぐだと自己の内面を書き綴りたくなる旅ではありました。あ、いや、くどいですが仕事ですが。