勉強意欲
最近の内田さんのブログを見ていると、彼は、「人間は、本来勉強したい生き物なのだ」と、本気で思い込んでいるフシがあります。
恥を忍んで白状しますが、オレでさえ(なにが「さえ」なのかは置いといて)、勉強が楽しいかと言われると、「う〜む」と考え込みますよ。
少なくとも、勉強より好きなことは、たくさんあります。
いわんや、娑婆の人間をや。
勉強するより、みんなとおしゃべりしたり、テレビ見たり(「テレビを見るのも勉強だ」というのはナシにします)、ゲームしたり、恋人といちゃいちゃするほうが楽しいに決まっています。
というか、仮に何もすることがなくても、「じゃあ勉強するか」と腰を上げる人って、どんだけいるでしょう。
内田先生風に言えば、「子供がそんな状況になったのは、お役人なり社会なりの風潮のせいだ」ということになるんでしょうが、社会の風潮がどうだろうが、そもそも勉強なんて、ほとんどの人間はしたくないんですよ。
一部の変人以外は。内田先生みたいな。
こんなことぐらい、普通に生きていれば分かりそうなもんだと思うんですけどね。
「現場」に出ているわりには、あまりにも世間の常識と乖離しているような。
勉強とか仕事のモチベーションについて調べたり考えたり携わったりしている者として、最近さすがに腹が立つようになってきたので。