心の狭い

大岡昇平だったかな、「子供のころ、駅で、非常に態度の悪い駅員から切符を買ったが、お釣りが間違っている(多くもらいすぎている)ことが分かって返しに行ったら、その駅員が照れたような笑いを浮かべて「どうもありがとう」といった、その笑顔が今も忘れられない」みたいなエッセイを書いていました。


……さきほど、近所のコンビニに行って、朝ご飯と新聞を買いました。

店員は、前からいる、態度の悪い(ボソボソと何言ってるかわからん、全く無表情の)、オレと同い年ぐらいの、女性。

新聞を2紙買ったのですが、レジ打っているのを見たら、どうも、新聞を1紙しかカウントしていない。

精算が終わってレシートを見たら、やっぱり1紙しかカウントされていない。

その店員に、正直に申告。「もう1紙買ってます」と。

大岡昇平のエッセイのように、その店員からも、照れたような笑顔が見られるかと思いきや……

相変わらず、全く無表情に、何事もなかったかのように、「○○ニナリマス(ボソッ」と言われました。


……もう二度と、あの店では買わん!!


……ああ、オレって、心の狭い学究(なのか?)だ……


ちなみに、


生年月日の暗号―統計心理学でわかる6つの性格

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を読んだら、オレは「店員の態度が悪いと、すっかりイヤになり、もう二度とその店で買いたくなくなる」「逆に、店員の態度が良いと、要らんものまで買ってしまう」タイプだそうで、まさにドンピシャ!