読めば読むほど腹が立ってきたので健康を考えてこれ以上読むのはやめときます。ま、つまりは、


・人権を守るのも、時と場合による(そして、今回のチベット暴動が、その「例外状況」だったのだ)
・人権に関しては、欧米や日本も、どっちもどっちである(ので、中国を叱る資格はない)

ということに尽きますでしょうか。わかりました。


まあしかし、今後この雑誌でいくら人権を叫ぼうとも(同誌はこの点で非常に大きな貢献をしてきたと思うのですが)、「でもそれは、時と場合によるよネー」で片づけられる可能性を自ら引き入れてしまったという点で、かなり致命的なのではないでしょうか。これなら、むしろ沈黙しておいた方がよかったかも……