幻想はどこまで許せるか
昨日、ある会合で、マスメディアの研究をしている同僚といろいろ話す機会がありました。同僚といっても、部局が違ったり校務の系統が違うと、なかなか話す機会はないものです。
で、日中を巡るマスメディア報道みたいな話になったのですが、そこから、「幻想って、どこまで許されるんだろう」という話に飛び火しました。
たとえば国家・国民なんて幻想だし、民族も幻想。そんなの子供でも知ってます。
なので、中華民族の栄光とかとかそんなのくだらねー。おまえらいい加減目を覚ませよ。そう言ってやりたくなります。
でもそれをいったら宗教だって幻想だし家族の絆とかオレは大学教員だから偉いんだとか、そんなのも一切合切幻想です。
そういう幻想をすべて取っ払っちゃうとしたら、はたして何が残るんでしょうか。あるいはこれはいい幻想でこれはダメな幻想とか、いったい誰が決めるんでしょうか。
なんて話していたところで時間が来たのでした。次に会って話したら、きっと解決するでしょう。