ネットの人格
昨日、暇だったので、以前撮ってた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』を久々に見ました。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明 [DVD]
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まあこの映画自体はどうでもいいのですが(ファンには怒られるかもしれませんが、オレ、カンフー映画苦手なんですよ)、その中に、アメリカ帰りのインテリが一人出てきます(名前忘れた)。しかし彼は吃音なのです。でも、英語になるとペラペラしゃべれる、という設定。
吃音についてはちょっとよく分からないのですが、一般的にいって、「母国語では話し下手だけど、外国語になるとペラペラになる」という(外国語学習者の一部が思い描く。ええ、僕もそういう夢を見ていたことがありました)ケースは、まずありえません。結局、母国語以上のことはできないし言えないのです。哀しいことに。
で、ふと連想したのですが、ネットの人格も、結局はそうなんじゃないかと。よく「ネットだとリアルではヘタレなヤツも堂々と議論できたりする」とか「別の人格になる」とか言いはやされたりしますが、そんなことって、有り得るのかしら。リアルでヘタレなヤツはネットでもヘタレだし、リアルで友達のいないヤツはネットでも……
……書いてて哀しくなってきたのでこのぐらいに。