ネガティブ

今回の選挙で一部の人たちは「自民党の終焉」を唱えていますが(今日の高知新聞にもありました)、んなことはないでしょう。


これで自民がイデオロギー政党だったら今回の結果は致命的でしょうが、幸か不幸か、良くも悪くも、別段理念のない集団です。まあこれは民主党も同じでしょうが。

だからこの両党に、保守/革新の区別をつけることすら難しい。たとえばこちらにあるように、農業政策では、むしろ民主の方が保守的です。外交や軍事、あるいは改憲問題にしても、もううんざりするほど言われているように、両党の議員が入り乱れている状態です。


まあ今回で首相は取り返しのつかない致命的な傷を負ってしまいましたが、だから自民は終わりなんていう「勧善懲悪」は起こりません。それはドラマの見過ぎ。有権者も、「お灸を据えた」程度でしょう。


……絶望先生並みにネガティブな意見でしょうか。