好き嫌い。

本とかブログとか読んでいて思うのですが。


僕が好きなタイプの物書きさんは、「自分の正しさへの懐疑」がある人、かな。


自分の立場・意見・主張に微塵も疑いを抱いていないような人の文章は、やっぱ違和感がある。


「世の中に、絶対的な正義・正しさなどない」って、いまさらなにを、といわれそうなほど普及しているか、と思いきや、案外そうでもないんですな、これが。


もちろん、研究書なんかでは、「よくわかりません」とか「たぶんこうじゃないでしょうか」みたいに曖昧なのでは、「じゃあ分かってから書けよ」と突っ込まれちゃうでしょうが。


なんかねえ……やっぱ、「自信満々な人」って、どうもダメなんですよ。好みの問題かもしれませんが。