出る杭は
高校野球の特待制度をめぐって。いい悪いは別として、日本って、病的なほど「公平」「平等」が好きなのね、と改めて。
で、ふと思ったのが、日本の大学の奨学金制度。これが、例えば(日本と同じように学費が高い)アメリカと比べてお寒い限りなのは周知の通りですが、特に、いわゆるメリット型と呼ばれる、成績優秀者へのものって、日本では、少なくとも学部生レベルではほとんど聞きませんよね。日本のは、多くがニード型(経済的に恵まれない学生へのもの)です。
これって、やっぱ、日本の「公平」原理が作動しているからでしょうか。「成績優秀な上に、カネまでもらうなんて、公平じゃない」という。
もちろん、こういう公平原理は、悪いことばかりじゃないとは思いますよ。ただ、やっぱり、バランスも必要なんじゃないでしょうか。下と同時に、上も厚くする。それによって、モチベーションも上がるでしょうし。
とかいうと、「カネ目当てで勉強する/させるなんて、動機が不純だ!」とか、文句が出ちゃうのかも、ねえ。
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