隣のアラはよく見える

しかし自分では、自分自身のポジションを「中道左派」ぐらいだと思ってはいるのですが、最近なんだか左派に対する文句ばかり書いてきて、「seanはネットウヨ(今は「熱湯浴」と書くのがナウいんでしたっけ)だ」と思われてもしゃーないなと思ったりします。


しかし僕としては、なんというか、「日中戦争は聖戦だったかどうか」とか「愛国心教育は是か非か」とかいうレベルから話を始めたくない。ブログ上では、脳みそパーなネットウヨさんと、本気で論争している方々がいて、ある面では偉いなあとは思うものの、そんなとこから議論は始めたくないし、そんなことで時間を無駄にはしたくない(毎日のようにブログを書く時点で時間の無駄だ、という意見はおいときまして)。特に何らかの運動に参加しているわけでもない「一般市民」として、理論の面から、ナショナリズムや戦争責任みたいなのを論じていきたいなあ、と思っているのです。


そうなると、どうしても、左派の理論や言動のアラ(と僕が思うもの)が目立ってしまう。


まあ、例えていえば、卒論で、アホ卒論書いたやつは「特になにもありません」と「可」でもつけてスルーする一方、よく調べているのになんか違う、どうも考えが間違っている、と思うものに対して、口頭試問であれこれ説教する、みたいなもんでしょうか。この場合、いうまでもなく、説教というのは「愛のムチ」です。


別に僕が左派に「愛のムチ」を下しているなどと傲慢な考えは持っていませんが。あとはまあ、業界に巣くっている、もうちょっとどうしようもないほど硬直した方々に対する恨み辛みをここで晴らしているのかも。


いずれにせよ、これはこれであまり生産的ではないですかね。