どーしろっていうの??

高知の場合、さすがに夏場エアコン無しでは仕事にもなんにもなりません。


いっぽうで、研究費はどんどん削られています。今年度は、ちょうどエアコンが1台買える程度。


さて、幸運にも僕ではなかったのですが、ある先生の研究室のエアコンが壊れました。


しか〜し、個人研究費ではエアコンを買えません。いや、前述のように、厳密にいえば買えるのですが、ただし、うちは個人研究費から、定期購読の雑誌やらコピー代やら電話代やら、そんなのが引かれることになっております。ので、エアコン代で全額使ってしまうわけにはいかないのです。


どーしろっていうの??


一般的に思いつくのは、「ならしょうがない、自分のお金で買えば?」というものでしょう。出費は痛いけど、仕事にならないよりマシ。僕も最近までそう考えていました。


再びしか〜し、そうは問屋がおろさないのです。


国立大学(じゃないはずなのに)では、研究室に、私物は置いてはいけないことになっております、原則としては。

本当は、私物である限りは、本1冊たりとも、置いちゃダメなんです。

とはいえ、本はもちろん、人によっては個人の電化製品(冷蔵庫とかパソコンとか)を置いている人だっているでしょう。これらは黙認されています。

でも、さすがに、設置の工事が必要なエアコンは、ダメなんだそうです。私物によって、公共の電気を使うことは、まかりならん!!というわけで。


どーしろっていうの??


今回は、とりあえず、講座の共通経費から出すことになりました。困った時はお互い様、ということで。


でも、この共通経費も、いつまでもつか分かりません。


科研費でも当たらない限り、エアコンつけるな、ってか。というか、科研費でエアコンつけるのって、あり??


そんなこんなで、最近、うちの大学では、この暑いのにエアコンをつけずに研究室のドアを大開放している人が増えてきました。

「壊れたら大変」ということで、いざというときしかつけないんだそうです。

うちの研究室のエアコンも、軽〜く10年選手。

今度扇風機買ってこよう。