ストレス
「若者が(いろんな意味で)悪くなっていっている論」は、根拠無し、という点は、どうやら定説になってきたようです。ニートなんていないし(あるいは昔からいたし)、凶悪化もしていないし、学ぶ意欲だってちゃんとある。まあ僕も、ある程度は、そう思います。
しかし一方で、「世の中が(これもいろんな意味で)どんどん悪くなってきている」、というのは、多くの人が多かれ少なかれ思っているんじゃないかと思います。
だとすると、悪くしている元凶は、誰じゃ? 大人か? オジサンか? 政治家か? コイズミか? 外国人か? 資本家か?
なんかこうなると、責任のなすり合いの様相を帯びてきますね。
もちろん、「いや、世の中は別に悪くなんかなっていない、昔からこうだった(あるいは、昔より良くなっている)」と考える人も、いるでしょう。
そういう人にとっては、「世の中は、今のままでいい」ということになるわけですか。まあこれが、一番ストレスが溜まらなさそうです。