開封1

sean972006-03-28

 でもせっかくなので写真で開封の街を紹介。こんな感じの、中国国内に数万はあるであろう、人口80万ほどの街です。ここが「北宋の都」でなかったら、日本人などは、気にもとめない街だったでしょう。


 北京では、いろいろ本屋巡りをしましたが、いや〜学術界というか論壇が盛り上がっていて良いですね。数万円分も、本を買ってしまいました(中国の本は、最近めっきり高くなったとはいっても、学術書が日本の新書並みの値段で買えます)。

 盛り上がっているのは歴史学社会学民族学・映画学あたり。とくに民族学は、若手の学者のフィールド・ワークが続々と本になっていて(自国の「内なる他者」に気付いた、という感じでしょうか)、活気が感じられます。いっぽう文学研究はというと、どんどんその重要度が下がっているように思えます。本屋の売り場も縮小の一途。

 ちょっと前までは、中国では、文系の華は中文系だったのですが、やはり中国でも、文学研究は終焉を迎えつつあるのか、と、ちょっと悄然としたものでした(ややオーバーですが)。


 CDも山ほど買ってきました。今聞いているのは美美(JOCIE)「不怕不怕」。
 これ、「マイアヒ」のカバーです。美美チャンは多分これがデビュー曲。今風の女の子、という感じ。まだPVは売っていませんでしたが、テレビの歌番組で流しているのを見たら、日本の高校風の制服を着た男女がゆる〜いダンスを繰り広げておりました。

 しかし、「米酒だ米酒だ のまのまイェイ」の部分が「看見[虫章]螂 我不怕不怕la」(「ゴキブリ見たって怖くない」)というのはなんじゃそりゃ。そもそも原詩とは似ても似つかぬものなんですが。