今日は集中講義。

 「情報処理」という題目の授業なのですが、算数がからきし弱い僕が表計算やらなにやらができるはずもなく、「パワーポイントの使い方」にしました。
 しかし、実際には学生さんたちの方がよっぽど使い慣れているようで、僕などが教えるようなことは何もないことが判明。あらら。

 でも一つ収穫は、今回パワポを一生懸命覚えたおかげで、後期の授業に使えそうなこと。しかもパワポって、結構時間が持つ、レジュメを使った講義よりも、少ない準備で長い時間持たせることができそうなんですよね。
 後期はリレー講義やら市民講座やら、この手の講義が多いので、役に立ちそうです。

 外はうだるような暑さ。もう9月も終わりですぜ。勘弁してけさい(なぜか突然仙台弁に)。


 ところで、最近なぜか英会話の勉強を始めました。とはいっても、NOV○やら○EONやらに通うわけではなく、ラジオの英語講座を聴いているだけですが。

 僕が聴いている番組、内容はけっこういいんですが、放送の最後に、なにやらお説教をワンフレーズ聴かされるんですね。「それでは今日のメッセージです。“なにもしなければ上達しません。Progress doesn't come for free”」とか、「“今、練習しましょう!先に延ばしてはいけません。Let's practice now!Never put it off”」とか「“もっとやる気を出しましょう。You need more can-do spirit”」とか。これを聴くたびに、不愉快な気分にさせられます。「そんな小学生の先生みたいな説教聞くために、この番組聞いてるんじゃねえYO!」みたいに。

 で、ふと思ったのですが、こういう「道徳の授業的」なお説教を聴かされるのって、ものすごく久しぶり。僕が小学生のころは、校長先生のお話なんかで、「コツコツと努力しなさい」風の訓辞をよく聴かされたものでした。しかし最近、「なんのために勉強するの?」的な問題に勝手にかかずり合っていたため、「コツコツと勉強=善」という考えとはとんと無縁でした。

 しかし久々に聴かされると、この手の訓辞は、何とも腹の立つものだということがよく分かりました。そりゃ生徒もこんな正論聞きたがりませんわ。