ああ結婚式

先週末、教え子の結婚式に出てきました。

こういうのに出るたびに(学生には卒業する時「結婚式、席が空いてたらぜひ呼んで」といってます)思うのですが、「こいつら、シャバに出たなあ」と。

本人もだし、あるいは結婚式なら出席してる親族やら同僚やらもですが、「学校外」の人たちなんですよね。「社会の論理」で動いている人たち。

私だけが感じているのかもしれませんが、「学校」って、やっぱり独特の文化なのですよね。小中高大に共通する臭いがある。良くも悪くも。

私などはその学校文化にどっぷりと浸かっているし、また普段付き合うのもほとんどが学校文化の人間です。それが学校外の人達に会うと、なんかこう、気後れがする。うん、私だけなのでしょう。

で、学校内の姿しか見ていなかった「学生」が学校外に巣立ったあとの姿を見ると、憑き物が落ちたというか、肩の荷が下りたというか、そんな風に見えるです。


実際、先生になるならともかく、それ以外はいずれは学校から脱出するわけです。それが「普通の」姿。一方いつまでも学校から出られない私は置いてけぼり。

そんな哀しさと、あとはもちろん嬉しさが交じるのが、教え子の結婚式、というやつなのでした。